(8)完全な思いの中に生きよう!

 宇宙は完全です。宇宙生命は完全です。その完全から生まれた人間が、不完全であるはずがありません。不完全にしているのは、人間の不完全な(ネガティブな)思いです。戦争も、災害も、事件も、事故も、病も、みな人間の不完全な思いが生み出した作品(結果)なのです。


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人の思いが不完全を生み出している。

 外なるものは内なるものの反映です。外なるものが勝手に一人歩きし、世界を作ったり壊したりしているのではないのです。体が勝手に動くことがないように、すべて内なる思いの結果として、外なる働きがあるのです。だから人の思いが健全であれば、戦争や、事故や、災害や、病気など、あり得ないのです。

 私達はこれまで、外から災いを受けてきたと思ってきました。あんなものを食べさせられたから、あの人がこんなことをしたから、あの虫が、あの犬が、あのライバルが、あの企業が、あの国が、あの災害が、といった具合に、すべて外側に責任をかぶせてきたのです。でも責任の所在は、みな自分の思いにあったのです。すなわち自分の思いが原因を作り、その結果に苦しんできたのが私達なのです。だから、決して自分の不幸を他人のせいにしてはならないのです。

 先日こんな話を聴きました。

 同じ水を入れた二つのコップを用意し、一つのコップには「バカ野郎!」と書いた紙を貼り、もう一つのコップには「ありがとう!」という紙を貼ったところ、「バカ野郎!」と書いた水の方は数日で腐り出しましたが、「ありがとう!」と書いた水の方は倍以上腐らなかったそうです。こんな貼り紙一つでさえ物に影響を与えるのですから、私達の日々の思いが人生に影響を与えないはずはないのです。

 どうか自分の思いが、自分の人生に影響を与えていることに気付いて下さい。


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内側の思いをクリーンにしよう!。

 この内側の思いを「クリーン」にするという言葉には、二つの意味合いがあります。一つは、「良い思い、楽しい思い、明るい思い、建設的な思い、夢と希望にあふれる思い」を持つこと・・・。もう一つは、「私は宇宙生命である!」という自分の本性を思い続けることです。この二つの思いは光(エネルギー)を呼び込みますので、一切の不幸災難から逃れられるのです。

 世の中には、目に見えないからといって散々悪い思いを持つ人がおりますが、その人は周囲に毒を撒き散らしている大罪人です。このような罪を犯す人が多いのは、自分の思いが外側に影響を与えていることを知らないからです。

  ・肉体を動かしているのは何だと思いますか?。

  ・家庭を動かしているのは何だと思いますか?。

  ・社会を動かしているのは何だと思いますか?。

  ・国を動かしているのは何だと思いますか?。

  ・世界を動かしているのは何だと思いますか?。

 みな人の思いではありませんか?。その思いが汚れていては、肉体も、家庭も、社会も、国も、世界も、汚れるのは当然ではありませんか?。人の思いが、苦しみや悲しみを作っていることに気付かない限り、地球に真の平和は訪れません。どうか、

  ・自分の不幸を人のせいにしないで下さい。

  ・家族の不幸を人のせいにしないで下さい。

  ・社会の不幸を人のせいにしないで下さい。

  ・国の不幸を人のせいにしないで下さい。

  ・世界の不幸を人のせいにしないで下さい。

 地球を平和な星にしたいなら、まず自分の思いをクリーンにすることです。

 内側の思いをクリーンにすれば、間違いなく外側もクリーンになります。ぜひ、「クリーン」な思いを持って下さい。


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気付いていない思いの偉大さ。

 人間は目に見える物しか信じませんが、本当に有るのは目に見えないものなのです。本当に有る見えないものとは、「思い」です。思いが物を生み、動かし、働かせているのです。諸々の出来事は、みな思いから生まれているのです。でも人間は、そのことにまだ気付いていないのです。

 すなわち、

  • 不幸がどこから来ているのか?、災厄がどこから来ているのか?、まだ気付いていないのです。
  • 自分達の想念が苦しみや悲しみを作っていることに、まだ気付いていないのです。
  • 地球上の災厄のすべてが、人類の悪想念によって引き起こされていることに、まだ気付いていないのです。

 思いは目に見えませんから、思いがすべてを支配しているといっても信じられないでしょう。でもあなたは、このメッセージを見たいと「思い」、今肉体が見ているのではありませんか?。旅行に行きたいと「思い」、肉体が旅行に行くのではありませんか?。肉体が勝手にメッセージを読んだり、旅行に行ったりするわけはないのです。次のようなことも、人間の思いの働きによるものです。

 本来、植物や動物の世界に今のような寿命はありません。人間の限定意識が、今のような寿命を作ってしまったのです。猫や犬が糖尿病になるのも、歯槽膿漏になるのも、人間の意識の移入によるものです。人間の限定意識が、自然界に様々な制限や制約を作っているのです。もし人間が限定意識を放棄したら、自然の法則に則った正しい誕生・維持・崩壊が行われるでしょう。

 私は想念が物質に与える影響を、国策を持って研究してもらいたいと思っています。

 すなわち、

  ○想念の働きを科学的に立証すること。

  ○因果の法則の絶対性を科学的に立証すること。

 この二つです。

 想念の働きを科学的に研究してゆけば、想念が物質に与える影響の重大さが解ってくるはずです。また時間をかけ統計を取ってゆけば、幸・不幸の因果関係も立証されるはずです。もし因果関係が立証されたら、法を犯す者はいなくなるでしょうから、理想世界も夢で無くなるでしょう。

 人間がクリーンな思いを持ち続ければ、人間社会は勿論、自然界も地球もクリーンになります。ぜひ国を挙げて、いや世界を挙げて、想念の研究に取り組んで欲しいと思います。

 

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完全なる思いの中に生きるとは?。

 この宇宙のどこかに、完全な世界(理想世界)があるのではありません。またこの宇宙のどこかに、不完全な世界(地獄の世界)があるのでもありません。人間の完全な思いが完全な世界を作り出し、不完全な思いが不完全な世界を作り出しているだけです。幸・不幸も同様に、人間の完全な思いが幸せを生み出し、不完全な思いが不幸を生み出しているだけです。

 完全なる宇宙意識は、完全なる思いの中で究極の幸せを掴むことができますが、不完全な人間意識は、不完全な思いの中で一時の幸せしか掴めないのです。なぜなら、完全なる宇宙意識は永遠なる生命を意識するけれど、不完全な人間意識は無常なる物しか意識しないからです。どうでしょう?。無くなる物を意識するのと、永遠に無くならないものを意識するのと、どちらが心穏やかになれますか?。永遠に無くならないものですね。なぜなら、無くなる物を意識しても、幻と、誤解と、無知しか得られないけれど、永遠に無くならないものを意識すれば、真実と、理解と、知恵が得られるからです。だから私は、物質を意識するのではなく、生命を意識して欲しいと願うわけです。

 

○生命を意識している時は、完全な思いの中にいるのです。

○物質を意識している時は、不完全な思いの中にいるのです。

○ポジティブな思いを持っている時は、完全な思いの中にいるのです。

○ネガティブな思いを持っている時は、不完全な思いの中にいるのです。

 

 どちらを思うかで、完全な世界を作り出すか、不完全な世界を作り出すか決まるのです。どうか永遠なる生命に思いを留め、ポジティブに、前向きに、建設的に生きて下さい。それが、完全なる思いの中に生きるという意味なのです。


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