(5)想念(意識・心)の偉大さ

意識こそ絶対実在。

 この宇宙で最も確かなものは、《意識》です。意識こそ絶対実在です。すべての本源であり、本質です。意識の外何も存在しないのです。

その意識は、

  • 創造の源泉です。
  • 知恵の源泉です。
  • 光の源泉です。
  • 愛の源泉です。

 次元を超越できるのは、唯一意識です。

自然の法則を超越できるのは、唯一意識です。

 意識は、

  • 生命です。
  • 大霊です。
  • 神です。
  • そして本当の私です。

 意識は、

  • 無限です。
  • 完全です。
  • 絶対善です。
  • 全能です。

 意識は、

  • 宇宙そのものです。
  • 世界そのものです。

思いのある処に宇宙がある。

 私達は思いを持っています。思いを持っている者は、宇宙(世界)を持っています。なぜなら、思いのある処に宇宙(世界)があり、宇宙(世界)のある処に思いがあるからです。ゆえに思いを持つ私達は、宇宙(世界)の主なのです。宇宙(世界)の主なら、思いのままに宇宙(世界)を創ることができるでしょう。

 さあ、思いのままに宇宙(世界)を創りましょう。そして堂々と宇宙(世界)の王として君臨しましょう。ただ一点注意しなければならないのは、思いは何でも生み出す力を持っていますので、決して悪しき思いを持たないことです。

 世間ではよく、「幸せな人、不幸せな人、」という言い方をしますが、良いことを想っている人のことを幸せな人といい、悪いことを想っている人のことを不幸せな人と呼んでいるだけです。包丁が、料理の包丁と人殺しの包丁に分けられていないように、思いも、悪い思いと良い思いに分けられているわけではないのです。ただどんな思いを持つかで、良くも悪くもなるだけです。それは思う人が決めるのです。

 思い(意識)はもろ刃の剣であることを知って下さい。

 

                                                -100-

空論では意味がない。

 どんな素晴らしい絵(も、その感動を永遠に留めておくことはできません。必ず飽きがきます。陳腐化します。色褪せてしまいます。ではなぜ神は、飽きがくる形の世界をお造りになったのでしょうか?。

 画家が、どんなに素晴らしい絵の構想を持っていても、描いて見せなければ意味がありません。また科学者が、どんなに卓越した理論を持っていても、発表しなければ意味がありません。同じように、神の素晴しい理念も、頭の中で終わっては意味がないのです。だから神は、表現の世界をお造りになったのです。

 

 ・現してこその宇宙です。

 ・表してこその真・善・美です。

 ・表してこその愛です。

 

 表現宇宙は、神の想いの丈をいっぱいに現した世界なのです。


                                                 -101-

死に絵とは?。

 見えないものは生きていますが、見える物はすでに死んでおります。なぜなら、形を取った物はそれ以上進展しないからです。キャンバスに描かれた絵は、自ら変化することのできない死に絵です。しかし、思いの中の絵は脈々と生きています。これは、こういう例えでいえるかも知れません。

 湖面が大きく波立っています。一体波の下に何がいるのだろう?。人々は興味を抱きます。

  「どんな魚だろう?」

  「大蛇かも知れない?」

  「いやもしかしたら恐竜かも知れない?」

 夢はどこまでも膨らみます。その時、ピシィーと魚が跳ねました。

  「何だ魚だったのか!」

 途端に夢は萎んでしまいます。

 旅行の楽しみは、企画している時や出掛ける前にあるといわれますが、それはまだ実現化されていない生きた状態だからです。実際旅行が始まって見ると、思ったほど楽しくないのは、刻々と死に絵になって行くからです。

 夢は実現化されると、冷めてしまうものなのです。絵も同様に、一旦絵になってしまうと死んでしまうのです。

 死に絵とは限定された表現物、あるいは進展しない表現物という意味です。表現された絵をどのように眺めても、その絵以上のものにはなれないのです。人間も同じように、形を取った人間をどのように眺めても、その人間以上のものになれないのです。でも人間を現わしている生命は、無限の可能性と発展性を秘めています。その人間が生命に目覚めた時、死に絵は脈々と生き始めるのです。その意味では、形に生きる者は死人であり、生命に生きる者は生人であります。

 ・この宇宙の面白さは、見えないものの中にあるのです。

 ・この宇宙の荘厳さは、空の中にあるのです。

 ・この宇宙の真実は、理念の中にあるのです。

 

                                                 -102-

大切にすべきものは何か?。

 私達が最も大切にすべきものは何でしょう?。無くなるものでしょうか?。無くならないものでしょうか?。誰が考えても無くならないものですね・・・。ではあなたは今、無くならないもののために生きているのでしょうか?、それとも無くなる物のために生きているのでしょうか?。

  • 物は無くなります。
  • お金は無くなります。
  • 地位や名誉は無くなります。
  • 勿論、肉体も無くなります。

 しかし、意識は無くなりません。生命は無くなりません。

 大昔より覚者の関心事は、この永遠に無くならない意識をどう処遇すべきかにあったのです。もし意識が無くなるなら、誰に迷惑をかけようが、何をしようが、好き放題に生きたら良いでしょう。(そのように生きている人もいる)しかし、絶対無くならない意識だからこそ、意識の処遇に苦慮せねばならないのです。すなわち、どうしたら意識を永遠の幸せの中に留め置くことができるか?・・・。これが人類の永遠の課題になったわけです。


                                                   -103-

想念は実現の母。

 「想念は実現の母」といわれる所以は、私達の持っている想念は創造力そのものだからです。その想念を悪用したらどうなるでしょうか?。考えただけでも恐ろしいですね・・・。でもその恐ろしいことを、今人間は平気でやっているのです。

 残虐な人殺し、悲惨な戦争、悲惨な災害、悲惨な事故、これみな想念を悪用した結果です。人間は、自分達で苦しみを作っていることに気付いていないのです。

 良く、「私の思いは私のものだから、どう使っても私の勝手だ!」という人がおりますが、あなたの思いは全世界を揺るがすのです。いや、全宇宙を揺るがすのです。あなたの思いは、あなた一人の問題では無いのです。

 あなたが嬉しければ、全世界が、全宇宙が、嬉しいのですよ!。あなたが悲しければ、全世界が、全宇宙が、悲しいのですよ!。どうか、世界を、宇宙を、悲しませないで下さい。


                                                  -104-

意識こそ唯一の真実である。

 時空は実際に有るものではありません。時空は意識()が生み出した、一種のスクリーン(影・幻)にしか過ぎないのです。

 実際に無いから、意識()を消せば影(時空)は消えてしまうのです。だから、実際に無い時空を計測しても何の意味もないのです。幻の時空を幻の道具で測っても、幻の結果しか得られないからです。

 例えば、UFOで宇宙を移動したとします。でもそれは影の中を移動したのであって、光の中を移動したわけではありません。幻の中を移動したのであって、真実の中を移動したわけでは無いのです。唯一意識が真実ですから、真実の中での移動などあり得ないからです。(意識には空間が無く距離がない。)

 UFOの旅行も、日々の生活も、みなスクリーンの中の夢物語にしか過ぎないのです。だから大切にすべきは、スクリーンに写っている物ではなく、写し出している意識です。意識こそ絶対実在であることを忘れないで下さい。


                                                    -105-

現象が独り歩きすることは無い。

 現象が勝手に独り歩きすることはありません。どの様な現象も、思いが先立っての話です。例えば、

 

 ●先に肉体が動いたのでは無く、思いが先立ち、後に肉体が動いたのです。

 ●先に不幸があったのでは無く、不幸な思いが先にあって、後に不幸が付いてきたのです。

 ●先に戦いがあったのでは無く、戦う人の心が先にあって、後に戦いが始まったのです。

 ●先に地球環境が汚れたのでは無く、汚れた人の心が先にあって、後に地球環境が汚れたのです。

 

 このように、すべて思いが先行しているのです。だから幸せになりたければ、先に幸せな思いを持つことです。悪しき思いを持ちながら、良い結果を望むのは矛盾というものです。どうか、思いが先立つことを知って下さい。


                                                  -106-

不幸は神が与えたものでは無い!。

 人間は、

  • 幸せにして下さい!、
  • 健康にして下さい!、
  • 地球環境を良くして下さい!、
  • 平和にして下さい!、と祈ります。

 でも神様は、そのような不完全なものを一度だって人間に与えたことはありません。不幸にしているのは人間自身です。自分で不幸にしながら、"幸せにして下さい!"と祈るのは、おかしいのではありませんか?。

 誰が地球環境を汚したのですか?。誰が戦争を起こしたのですか?。誰が病気にしたのですか?。すべて人間ではありませんか?。自分でやりながら神頼みするとは、どういう了見でしょうか?。甘えるのはよしましょう。幸せも、健康も、環境も、平和も、自分達の手で取り戻すことです。

 幸せの源は想念にあるのです。想念を良くし、言葉づかいを良くし、行いを良くすれば、黙っていても幸せになるのです。


                                                     -107-

恐ろしいのも想念なら、頼もしいのも想念である。

 この宇宙で一番恐ろしいのは想念です。また、この宇宙で一番頼もしいのも想念です。あなたは今日、どのような想念を多く使いましたか?。ネガティブな想念ですか?、それともポジティブな想念ですか?。

 多くの人は、平気で悪想念の無駄遣いをしています。それが、どれほどの損失をもたらしているかも知らないで・・・。私達が使っている悪想念をお金に換算したら、恐らく目の飛び出るような金額になるでしょう。人間は欲張りなくせに欲が無いのです。

 良い言葉づかいをするか悪い言葉づかいをするかは、誰がするのですか?。良い行いをするか悪い行いをするかは、誰がするのですか?。あなたではありませんか?。その言葉や行為は、すべてあなたの想念から生まれ出ているのですよ!。人間は身近に幸せになる方法があるのに、それに気づいていないのです。

 ・幸せは、想念をどう使うかで決まるのですよ!。

 ・人生は、想念をどう使うかで決まるのですよ!。

 ・世界平和は、想念をどう使うかで決まるのですよ!。

 ならば、良い想念を使おうではありませんか?。一人ひとりが良い想念を使うようになったら、何をしなくても世界は平和になるのですから・・・。

 

                                                 -108-

想念のコントロールの必要性。

 人間には、何でも成しえる偉大な想念力が持たされています。機械文明の恩恵と災いの両面が、それを証明しています。

 ビルディングも、飛行機も、船も、車も、コンピューターも、みな想念による作品です。戦争も、環境破壊も、災害も、事件も、事故も、病気も、みな想念による作品です。想念はもろ刃の剣のようなものなのです。それだけに、想念の扱い方が大切になってくるのです。特に神の自覚の得た者の想念の扱い方は、慎重になされ無くてはなりません。なぜなら、彼らの想念は宇宙をも破壊しかねない、偉大な力を秘めているからです。想念のコントロールのできない内は覚者になれないといわれるのは、そういった理由があるからです。

 私達一般人の想念力は、人間の自覚に与えられたものですからそこまでの力はありませんが、悪想念が集まれば地球を破壊する大きな力になりかねません。だから、"私の想念は私のものだから、どう使ってもかまわない!"といってはならないのです。

 どうか想念を良いことに使って下さい。

 

                                                      -109-

人類を救うのは、一人ひとりの想念の持ち方である。

 欲したものは何でも与えられるのが、宇宙の法則です。つまり、悪い思いを持てば(欲すれば)悪いことが与えられ、良い思いを持てば(欲すれば)良いことが与えられる、実に想念の力は偉大です。今地球上に悪しきものがはびこっているのは、人類が悪しきものを欲してきたからです。悪しきものを欲しながら、"神様幸せにして下さい!"と祈るのは矛盾というものです。

 良くボランティアをやりながら、愚痴をこぼしたり人を批判したりしている人がいますが、どんな良いことをしても、少しでも悪想念を抱けば帳消しになるのですよ!。そんなボランティアをするよりも、悪想念を放たないようにする方が、どれほど世のため人のためになっていることか・・・・。

 あなたは一日、どれくらい悪想念(ネガティブな思い)を放っていると思いますか?。言葉や行為に出さなければ、いくら悪想念を放っても構わないと思っている人がおりますがとんでもない!、思ったことと行ったことは同じ重さを持っているのですよ!

 さあ、世に貢献したければ、悪想念を放たないようにすることです。人類を救うのは、政治でも、経済でも、科学でも、教育でも、宗教でもありません。私達一人ひとりの想念の持ち方一つです。


                                                     -110-

損得を知らない人間。

 世の中には、一円でも損したらカンカンになって怒る人がおりますが、その人は外側の損には敏感なのに、内側の損には実に鈍感なのです。

 内側の損とは、「善き思いを持てば得をし、悪しき思いを持てば損をする」という、心の法則にかかる損得です。善き思いは善きものを引き寄せ、悪しき思いは悪しきものを引き寄せるのが心の法則ですから、悪しき思いを持つ人は損をし、善き思いを持つ人は得をするのです。しかし、そのことを誰も真剣に考えようとしないのです。それは心の法則の働きが、人間の目には見えないからです。でも目に見えなくても、間違いなく私達の人生を左右しているのです。

 たとえば、

  ●よく病気をする人・・・

  ●よくケガをする人・・・

  ●よく交通事故を起こす人・・・

  ●人に騙される人・・・

  ●ドロボーに入られる人・・・

  ●傷つけられる人・・・

  ●殺される人・・・

 これ、みな心の法則によって起きている不幸です。でも人間は、ただ運が悪かっただけで済ましているのです。その方が楽だから?

 この世の中には、幸運も不運も偶然も奇跡もありません。すべて心の法則によって起きる必然です。自分の思いが、自分の言葉が、自分の行為が、自分を幸せにしたり不幸にしたりしているのです。

 どうか、思いの大切さを知って下さい。

 

                                                    -111-

悪想念で汚染される地球。

 情報通信の進歩は、私達の生活に多大な恩恵をもたらしましたが、一方人の心を腐らせる要因ともなっています。 

 

 ●過剰な情報は、私達の心にネガティブな影を落としています。

 ●コマーシャルは、誤った概念を押し付け、人の欲望を掻き立てています。

 ●インターネットは、理性を打ち砕く要塞と化しています。

 ●携帯電話は、悪想念垂れ流しの温床となっています。

 

 今や地球は、黒い想念で汚染され窒息寸前です。近年多発している凶悪犯罪の殆どが、この黒い想念によって起きていることを知らねばなりません。物的公害による環境汚染も深刻ですが、心的公害による環境汚染は、もはや猶予できないところまできているのです。

 戦争も、病気も、事件も、事故も、異常気象も、地震も、すべて悪想念による人災です。人類一人ひとりの悪想念が堆積し、そのような災厄を招いているのです。

 人間は目に見える物で目に見える物を改善しようとしますが、目に見えない想念によって招いた災厄は、目に見えない想念で改善するしかないのです。結果で結果は改善できないということです。

 真の改善方法は、

  ●ポジティブな想いを持つことです。

  ●良い言葉を使うことです。

  良い行いをすることです。

  瞑想をすることです。

 さあ、世のため人のためになりたいなら、常に明るい想いを持ち、ポジティブな言葉を使い、良い行いをして下さい。さらにテレビを見る時間を少し割いて、瞑想する時間にあてて下さい。その方がボランティアをやるより、よほど世の為、人の為、地球の為になっているのです。


                                                   -112-

ネガティブな思いを持つな!。

 世の母親は、何かというと子供のことを心配します。   

   ●風邪を引かないだろうか?。

   ●怪我をしないだろうか?。

   ●事故に遭わないだろうか?。

 また、テレビでアナウンサーがこういいます。

   ●季節の変わり目ですので体調にお気を付け下さい・・・。

   ●寒くなりますのでお風邪を召しませんように・・・。

 大きなお世話だ!、と私はいいたいです。どうして想念をネガティブに使うのでしょうか?。

 世の人々は、心配してやることが良いことだと思っています。また心配される方も、それを望んでいます。でも、これすべて慈悲魔です。甘えです。偽善行為です。良く見られたいと思う自己顕示欲です。それも、悪い結果を招く呪いの思いです。

   ●思いを持つなら良い想いを持って下さい。

   ●人の力になりたいなら希望の言葉を口にして下さい。

   ●人に幸せを与えたいならポジティブな言葉で励ますことです。

 それができないなら、何も思わないことです。何もいわないことです。何もしないことです。

 あなたの思いが、すべからく世に影響を与えていることを知って下さい。


                                                   -113-

何に思いを向けるか?。

 何も思わないでいる人など、この世に一人もおりません。全員が全員、家族のこと、友達のこと、恋人のこと、仕事のことなど、日々様々な思いを持って生きています。それも、過去のことを悔んだり懐かしがったり、未来のことを憂いたり恐れたり、なるかどうか分からない事をくよくよ考えたりして心を痛めています。これでは幸せになれるはずがありません。幸せになりたかったら、自分の方から幸せを貰いに行くことです。貰いに行くという意味は、"想念を上手に使う、"という意味です。想念を上手に使えば、幸せは黙っていても向こうからやってきます。

 誰も幸せは与えてくれません。誰も不幸は与えてくれません。与えるのは自分の想念です。ならば、想念を上手に使おうではありませんか?。

想念の上手な使い方とは、

 

 ●前向きな想念を持つことです。

 ●建設的な想念を持つことです。

 ●明るく楽しい想念を持つことです。

 ●希望あふれる想念を持つことです。

 

 一番大切なのは、どんなことが起きても決して悪く受け取らないことです。悪く思わないことです。そのためには、心の法則を熟知し信ずることです。信ずる心が強まれば強まるほど、幸せは身近に寄ってくるでしょう。


                                                   -114-

すべて想念が関係している。

 野球・サッカー・ゴルフなど、ボール競技真っ盛りの昨今ですが、勝負事は一体誰がやっているのでしょうか?。ボディーでしょうか?。想念でしょうか?。

想念と想念が闘っているのです。

  強い想念を持つ方が、弱い想念を持つ方を制するのです。

  良い想念(ポジティブ)を持つ方が、悪い想念(ネガティブ)を持つ方を制するのです。

 理由は、良い想念はエネルギーを強め、悪い想念はエネルギーを弱めるからです。(良い想念は光を呼び、悪い想念は闇を呼ぶ)

 光が強ければ幸運を呼び、闇が強ければ不運を呼ぶのです。これは宇宙の法則ですから、誰も逆らうことはできません。

 よくボール競技で見られることですが、勢いづくとボールは自分たちの都合の良い方へ転がり出し、劣勢になるとボールは自分たちの都合の悪い方へ転がり出します。イレギュラーする・デボットに入る・人のいないところに転がる・これみな光がボールを支配することによって起きる現象です。

 ボール競技だけではありません。どんな競技も、想念の持ち方が勝敗に大きく影響しているのです。勿論、スポーツ競技は相手あることですから、力(技術)が拮抗している場合という条件は付くでしょうが、想念が勝敗のゆくへに大きく影響していることは間違いないのです。

 人生における幸・不幸も同じです。そこに神も、仏も、奇跡も、偶然も、関係ありません。良い想念をどれだけ多く、どれだけ強く使うかで、幸不幸は決まるのです。ですから幸せになりたかったら、(勝負に勝ちたかったら)ポジティブな想念を多く、強く、使うことです。

 どんな思いを持っても一円のお金もかかりませんが、思いには必ず損得が付いてくるのです。ならば、得する思いを持とうではありませんか?。

 

 ●国の医療費が、どれほどになっていると思いますか?。

 ●犯罪防止に、どれほど予算がつぎ込まれていると思いますか?。

 ●交通事故防止に、いくら予算が費やされていると思いますか?。

 ●国防費・軍事費など、一体どれほどになっているでしょう?。

 ●災害防止や復旧に、いくらお金がつぎ込まれているでしょう?。

 

 人類が正しい想念を使うようになったら、こんな費用は一切必要なくなるのです。人間は目に見える損得には敏感なのに、目に見えない損得には実に野放図です。一日も早く、このような予算の要らない世の中にしたいものです。それは、想念の持ち方一つでできるのです。

 

                                                   -115-

地球を救うには、人類を目覚めさすことである。

 私達のボディーは神がお造りになった傑作品ですから、完璧に造られております。だから本来、不健全な形で生まれたり、病気になったりするわけはないのです。でも実際は、五体に欠陥のある子が生まれたり、病気になったりしています。なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?。

 神の細胞はどこまでも完璧です。そこに不健全な意識の介入がなければの話です。しかし残念なことに人間は、心配、恐怖、イライラ、怒りなどのネガティブな意識を介入させ、健全な細胞を損ねております。どんな頑丈な車も乱暴に扱えば壊れてしまうように、人間のボディーも乱暴に扱えば壊れてしまうのです。

 地球も同じです。人類の悪想念が、地球を病気にしているのです。今人類は、地球を救おうと様々な環境対策を講じていますが、造られた物(人間)が造られた物(地球)を救えるわけがないのです。唯一救えるのは、造り主である生命です。だから人間は、一日も早く生命に目覚めなければならないのです。生命に目覚めれば、造られた者から造り主に変身するわけですから、地球を救うことなど朝飯前にできるのです。


                                                    -116-

想念フィルターを歪めるな!。

 純朴な神の光が、人の想念フィルターを通して写し出されたのがこの表現世界です。もし人間の想念フィルターに歪みが無ければ、美しい影が写し出されたことでしょうが、残念なことに今地球上には沢山の歪んだ影が写し出されています。

 自分が人間だと思えば身を守らねばなりませんから、競わねばなりません、奪わねばなりません、戦わねばなりません。当然、心配、恐怖、怒り、憎しみが生まれるでしょう。その歪んだ想念が、醜い影となって表現世界に写し出されているのです。

 今地球は、極限まで病が進行しています。この病を治すには、人間の歪んだ想念を正す以外ありません。すなわち人間意識から、生命意識への意識の変換が必要なのです。もし意識変換できたら、神の光は真っ直ぐに届くでしょうから、地球上に美しい影が写し出されることでしょう。その美しい影こそ、神が望んでいる地上天国なのです。


                                                  -117-

想念を利用しよう!。

 「想念は実現の母」といわれるように、想念は何でも実現させる偉大な力を持っています。私達はその想念を利用し、今日まで欲しい物を手に入れてきました。物を、お金を、地位を、名誉を、嫁さんまでも・・。でも、その手に入れたものは、みな消えゆく偽物ばかりでした。私達の想念は、そんな偽物を得んがために与えられたのではありません。永遠に失わないものを得んがために与えられたのです。永遠に失わないものとは、本当の自分のことです。生命の自分のことです。さあ、今までやってきた事と同じ事をしましょう。

 物が欲しいと思い物を手に入れたように、お金が欲しいと思いお金を手に入れたように、嫁さんが欲しいと思い嫁さんを手に入れたように。

 生命が欲しいと思い生命を手に入れましょう。

 ”思えば必ず実現します。”これは宇宙の法則ですから間違いありません。"私は思ったが手に入らなかった!"という人は、想念を正しく使っていなかったか、根気よく思い続けなかったからです。

 生命を手に入れるには、生半可では駄目なのです。手に入るまで、求めて!、求めて!、求め続けなければならないのです。

 継続は力なりです。どうか、手に入るまで求め続けて下さい。

 

                                                 -118-

汝の見るもの受け継がん!。

 世の中には、言葉で招いている災いがごまんとあります。たとえば、テレビ・コマーシャルで流される宣伝文句や、事件・事故・災害・戦争などの報道がそれです。

 「汝の見るもの受け継がん!」といわれるように、一旦自分の意識に入れたものは、自分の責任として受け継がねばならないのです。たとえそれが、どのような邪悪なものであろうとも・・・です。

 なぜ、このように災いが増えたと思いますか?。余計な情報が多くなったせいではありませんか?。良い情報ばかりなら、マスメディアは世の救世主となれるかも知れませんが、残念なことに圧倒的に悪い情報の方が多いのです。悪い情報を見聞きし、心を汚さない人など一人もおりません。だから情報量が多くなればなるほど、世は乱れて行くのです。

 いらぬ情報で、どれだけ人々の心に憎悪や恐怖が膨れたことでしょう。今や地球の周りは悪想念で一杯です。情報の管理がいかに大切か、人類はそろそろ気付いて良いころです。


                                                   -119-

自己処罰。

 神の法則は、私達の想念の中に組み込まれています。偉大な創造原理を付与された私達の想念は、法則そのものなのです。だから悪いことを思えば不幸が、良いことを思えば幸せがやってくるのです。

 今人間社会は、災厄のオンパレードです。誰のせいでもありません。すべて人の悪想念が生み出した結果です。自ら苦しみを作り、自ら勝手に苦しんでいるのが人間なのです。でも人間はそのことに気づかず、責任を他人に転嫁しては自分を慰めているのです。何と哀れなことでしょう?。

 神様は、一度たりとも人間に苦しみを与えたことはありません。苦しんでいるのは、みな自己処罰です。自分の誤った想念と行為に、自分が罰を与えているのです。それは自分が神だからです。自分が生命だからです。「生命の自分が肉の自分に罰を与え」、目覚めさそうとしているのです。


                                                   -120-

幻を想念するな!。

 迷いとは、無いものを有ると思うことです。無いものを有ると思えば、無いものの影響を受けないわけにはゆかないのです。なぜなら、「汝の見る物受け継がん!」の法則に基づき、想念したものは必ず実現するようになっているからです。

 有るもののみを思いましょう。有るもののみを見ましょう。有るもののみを聞きましょう。

 有るものとは、

 

 ●生命のことです。

 ●神のことです。

 ●エネルギーのことです。

 ●本当の私のことです。

 

 無いものがどんなに騒ごうと、それは幻にしか過ぎませんから無視することです。無視すれば、幻は消えてゆくしか無いのです。なぜなら、幻は自ら生きていないからです。幻は迷いの想念からエネルギーをもらって生きている吸血鬼のようなものですから、エネルギーを断てば消えてゆくしかないのです。

 病気は迷いの想念が生み出した幻ですから、思いを断ち(意識しなければ)エネルギーを与えなければ消えて行くのです。

 

 ●かかわるから、幻は力を得て騒ぐのです。

 ●意識するから、幻は力を得て騒ぐのです。

 ●認めるから、幻は力を得て騒ぐのです。

 

 意識することは、認めることです。欲することです。望むことです。欲すれば与えられるのが宇宙の法則ですから、幻は力を得て騒ぐのです。

 人間は自分で幻を作り、その幻に苦しめられていることに気づいていないのです。さあ、気づいて下さい!。外側からきたものはすべて幻だから、自分が認めなければそんなものの影響は受けないのだと・・・。


                                                   -121-

限定意識を捨てよう!。

 偉大なアスリートになりたかったら、"人間はこれだけのことしかできない!、あれだけのことしかできない!"、といった限定意識を捨てることです。

 私達は幼い時から、両親や、学校や、書物や、テレビなどで、人間はどんなに鍛錬してもこれだけの力しか出せない、跳べない、走れない、泳げない、といった限定意識を植え付けられてきました。特にスポーツ科学の発達した現代社会においては、一層その限定意識は強められております。スポーツ科学は自然科学をベースに作られたものですから、どうしても人間を一個の物体と見、考え、研究しがちなのです。そうなれば、自然法則内で最大限の力を引き出す研究しかしませんので、人間以上の力は引き出せないのです。

 私達は人間ではありません。生命です。本性においては、とうに自然の法則を超えたものなのです。だから生命に目覚めれば、偉大な力が発揮できるようになるのです。勿論、悟ってしまえば自然法則外に出てしまうわけですから、競い合うこと自体無意味になってしまいますが、たとえ悟らなくても"私は無限の力を持った生命である!"と強く思えれば、二割も三割も多く力を発揮することができるのです。

 アリは、自分の体重の何十倍もの物を運ぶことができます。バッタは、自分の身長の何十倍ものジャンプができます。チーターもシマウマも、軽く時速七・八十キロのスピードで走ることができます。彼らには限定意識が無いからです。人間も限定意識を捨てれば、彼らと同じような力が発揮できるのです。


                                                      -122-

幸せの売買人は自分の想念である。

 幸せは、どこか遠い彼方にあるのではありません。また、誰かが持ってくるのでもありません。幸せは、自分の想念が持ってくるのです。

 ネガティブな思いを持っていては、決して幸せを受け取ることはできません。幸せを受け取りたかったら、ポジティブな思いを持つことです。

 そうです!。

 幸せを受け取るこんな簡単な方法があったのです。なのに人間は、外側に幸せがあると勘違いし、躍起になってお金を稼ぎ幸せを買おうとしています。買える幸せなど、どこにも無いのに・・・。

 想念は自由自在です。どうにでも思えるのです。その自由自在な想念が、幸せを持ってくるのです。だから、自分の想念が幸せの売買人です。ぜひ、自分の想念から幸せを買って下さい。


                                                   -123-

嘘を付けば嘘を受け継ぐ。

 嘘をつけば、嘘しか受け継げないのは当たり前です。原因が嘘で、結果が本当ということはあり得ないからです。人間社会に不幸が絶えないのは、全員が全員嘘をつき続けてきたからです。

 「人間だ!」と思えば人間を受け継ぎ、「生命だ!」と思えば生命を受け継ぐのです。人間を受け継げば、不幸を(生・老・病・死)受け継ぎ、生命を受け継げば、永遠の幸せを受け継ぐのです。

 嘘から出た誠()はありません。嘘からは嘘しか出ないのです。ですから真実が欲しかったら、決して嘘をつかないことです。

 さあ今日から、人間という嘘を付かないようにしましょう。生命という真実を語りましょう。そうすれば、永遠の幸せを受け継ぐことができるのですから・・・。

 

                                                    -124-

世界は変えられますか?。

 ある人から、「世界は変えられますか?」と質問されたことがありました。私はその時躊躇なく、「ええ変えられますよ!」と答えました。世の人々は、世界は変えられないと思っていますが、それは外側に世界があると思っているからです。

 意識は世界の別名です。世界は意識の別名です。あなたは今意識を持っていますね。ということは、あなたは世界を持っているということです。誰もが一つの共通世界しか無いと思っていますが、世界は人の数だけ有るのです。なぜなら、一人ひとり見ているもの、感じているものがみな違うからです。同じ立場で見られる人など、この世に一人もいないのです。それは、主観的世界しか無い事を意味します。その世界を変えられるのは誰でしょうか?。主観者である自分ではありませんか?。だから私は、「世界は変えられますよ!」と躊躇なく答えたのです。自分の世界を変えれば良いのですから、こんな簡単なことはありません。(実際は、これほど難しいことはないのだが・・・)

 「私の世界しか無い!」と心の底から思えたら、それは悟りです。その者は外側に目をやらず、自分の世界のみ見詰めることでしょう。そして、自分の世界を平和にするよう心掛けるでしょう。でも外側に世界があると思っている者は、外に出て旗を振り、大声を上げ、世界平和を訴えます。その挙句、外側から様々な苦悩を持ち帰っては、自分の心世界を乱します。

 世界を平和にしたければ、一日も早く本当の自分に目覚めることです。目覚めたら、世界は黙っていても平和になるのですから・・・。

 実際に無い外側の世界に平和を求めるのではなく、実際にある内側の世界に平和を求めて下さい。


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創作余地の残されているドラマは楽しい!。

 テレビで放映されたドラマは、百パーセント死に絵になっています。なぜなら、登場人物の顔・形・年齢・性別・演じられる背景など、百パーセント画面を通して知ることができるため、そこに視聴者の創作余地が残されていないからです。これがラジオドラマならどうでしょう?。まだ少し創作余地が残されていますので、残された部分を飾り付けして楽しむことができるでしょう。

 今の私達は、百パーセント表現された絵として生きているため完全な死に絵になっていますが、もし表現者として生きることができたら、どのようにでも創作し、大いに生き絵を楽しむことができるでしょう。

 表現されたものとして生きるか、表現者として生きるかで、生き方に天地の差が出るのです。私達は一日も早く、表現者(画家・生命)に目覚め無くてはなりません。目覚めたらそく、死に絵から生き絵に早変わりできるのですから・・・。

 

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新時代に生きるには、想念のコントロールが最大の鍵となる。

 新時代は生命王国の時代になります。人間を含めあらゆる生き物が一つの命で生かされている事実が、公然と認められる時代になるのです。

 あなたも、私も、鉱物も、植物も、動物も、同じ宇宙生命から生まれた兄弟姉妹同士です。だからあなたが苦しい想念を放てば、全宇宙に影響を与えないわけにはゆかないのです。私は関係ない!といっても、そうはいかないのが宇宙の仕組みなのです

 これまで人間は、想念の重要性をあまり考えようとしませんでした。自分の放った想念が他に影響を与えるとも、我が身に帰るとも、思えなかったからです。だから何を思おうが、まるで他人事だったのです。

 新時代に真っ先に取り組まねばならないのは、想念のコントロールです。幼いうちから正しい想念の扱いを教え、それに沿った生活をするよう徹底的に指導することです。社会の仕組みをこうしよう!。政治の仕組みをこうしよう!経済の仕組みをこうしよう!そんな小手先で理想の世が築けるわけはないのです。いかに正しい想念を持ってもらえるようにするかが、理想世界を築く最大の鍵になるのです。

 さあ生涯学習として、想念教育に全力を注ぎましょう。それができれば、必ず理想世界は実現します。それも、意識の高さに比例した理想世界が築かれます。このことを私は、声を大にして訴えたいと思います。

 

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