第二章 余韻を聴く

 描かれた形の中には、描いた人の思いがエネルギーとして残っております。どんなにコピーしようが、一旦形の中に折り畳まれた思いは消えることはないのです。文字や絵も形ですから、書いた人の思いが余韻として、馨として、残るのは同じです。

 私がこの解説書を通して馨や余韻を感じ取ってもらいたいと願うのは、その可能性を信じてのことであります。

 ぜひこの解説書に折り畳まれている、馨や余韻を感じ取って下さい。そのためには、何度も何度も読み返して下さい。それも、心して、噛みしめて、読んで下さい。


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