第二章 病気の実体

1、病気の原因

 さて、私たちの本性が宇宙生命であることを知りました。宇宙生命の目的も知りました。また、病気の持つ意味を知りました。といっても病気にはなりたくないし、苦しい病気から生還したいのも人情です。では病気の直接の原因は何でしょうか?

 病は『気』からと言われるように、病気は『気が』不足することによって起きているのです。『気』とは生命エネルギーのことですから、病気は生命エネルギーが不足することによって起きているのです。ではエネルギー不足になると、なぜ人間は病気になるのでしょうか?。

 私たちは、ボディーが生きてボディーが働いていると思っておりますが、ボディーは生きてもいないし働いてもいないのです。生きて働いているのは、ボディーの中に宿っている生命意識(生命力)です。つまり、生命エネルギーが働いているのです。車がガソリンというエネルギーによって動かされているように、人間も生命というエネルギーによって生かされ働かされているのです。だから生命力が弱くなれば、働きが鈍くなって病気になってしまうのです。老人や脆弱な人が、感染症にかかりやすいのはそのためです。

 もう一つ、私たちは薬が病気を治すと思っていますが、薬で病気が治ることは絶対ありません。薬は狂った生命力(自然治癒力)を正常化する働きをしているだけで、実際に病気を治しているのはボディーの中で働いている生命力です。風邪を治しているのも、傷を治しているのも、みな生命力のお陰です。では、その生命力(エネルギー)を強めたり弱めたりしているのは何でしょうか?

 それは人の心です。想いです。考え方です。生き方です。たとえば、「怒り・ねたみ・そねみ・嫉妬・恨み・憎み・心配・恐怖・イライラ・過度の欲望」などの悪的思い、「年を取れば病気になるのは当り前だ!」といった先入観、「人間は弱いもの、傷つきやすいもの、病気になりやすいもの、」といった暗示的思いが生命力を弱め病気にしているのです。このようなネガティブな想いを持つのは、自分のことをか弱い人間だと思っているからです。か弱い人間だと思えば、想いは創造の力ですから、どうしても生命エネルギーを低下させてしまうのです。

 

2、病気は想念病である

  私たちは、誰もが想念を持っています。その想念は、エネルギーなのです。光なのです。その光である想念が、病気にもし、健康にもしているのです。想念は使い方いかんで、毒にも薬にもなるということです。だから私は、病気はみな「想念病」だというのです。それは、その人の想念(心)が病気になっているという意味です。想念は実現の母といって、なんでも作ってしまう、ものすごい力を持っているのです。しかもその想念は、自由意志で使えるのです。自由意志で使える想念ゆえに、病気を作ってしまうのです。人の幸不幸を握っているのは、この想念なのです。それほど想念は、恐ろしくもあり頼もしくもあるのです。だから覚者は言うわけです。「すでに人類は救われている」と・・・。想念を持たせられた時点で人類は、もう救われているのです。それは想念を正しく使ったら、幸せになれるからです。

 想念が病気を作っていることを知れば、病気にならない方法も、病気を治す方法も、おのずと見えてくるでしょう。では、どう見えてくるのか? 探って見ることにしましょう。 

 

 

3、人類が使っている治療法

   今地球には様々な治療法が用意されておりますが、それは魂の熟成度によって使い分けする必要があるためです。これは神が、治療法の選択において魂が成長できるよう計らってのことなのです。では今地球上には、どのような治療法があるのでしょうか? 

 今人類が使っている治療方法には、大きく別けて2つあります。一つは他力治療法、もう一つは自力治療法です。他力治療法とは物理的治療法のことですが、この治療法は結果対処の治療法ですから、根本治癒を期待することはできません。自力治療法とは精神的(心)治療法のことですが、この治療法は原因対処の治療法ですから、根本治癒が期待できます。物理的治療法と精神的治療法には、次のような治療法があります。

⦿物理的治療法・・・現代医療・カイロプラクティック・ホメオパシー・漢方治療・鍼灸治療など・・・。

⦿精神的治療法・・・宇宙エネルギー治療・心霊治療・想念治療・言葉による治療(リーディング)・真理による治療・悟りによる治療など・・・。

 このように物理的治療法と精神的治療法があるわけですが、今人類が用いている治療法の殆どは物理的治療法です。この治療法では、前述したように根本治癒は期待できません。対して精神的治療法は、心の変化が期待できるため根本治癒につながるのです。とはいっても、どちらも最終的には生命力に依存しているのです。生命力が無ければ、どんな治療法を用いても治すことはできないのです。このことだけは知っておいてください。

 

4、生命力とは?

 ではその生命力とは何か、説明したいと思います。生命力とは、神の力のことです。言い換えれば、エネルギーのことです。その生命力(エネルギー)は、大宇宙の隅々に行き届いております。生命力の存在しないところは無いのです。その生命力が、鉱物・植物・動物・人間など、すべての存在物を生かし、動かし、働かしているのです。生命力なしに、花は咲かないし、鳥は羽ばたかないし、地球は回転しないし、私たちの心臓も動かないのです。その生命力は、完全な働きをしております。なぜなら、神は完全だからです。エネルギーは完全だからです。だから本来、生命力を宿している生き物に病気などあり得ないのです。よく自然治癒力という言葉を耳にすると思いますが、その自然治癒力とは生命力のことなのです。風邪を治しているのも、傷を治しているのも、みな生命力の働きによるのです。いや、病気にならないようにしている、免疫とか、抗体とか、耐性とかいうものも、生命力の働きによるのです。

 ご覧なさい! コンクリートの割れ目でたくましく育っている草花を・・・踏まれても、踏まれても、強かに生き続けている雑草を・・すごい生命力だと思いませんか。その生命力が、私たちの中で生きて働いているのでから、何も恐れることはないのです。どうか、生命力の偉大さを知ってください。 

 では、生命力の基礎知識を得たところで、次に究極の治療法について説明したいと思います。