大もなければ、小もない (神もなければ、人間もない)

 皆さんは、大きなモノもあって小さなモノもあると思っていますが、宇宙にはたった一つのモノがあるだけです。ただし、一つのモノだけでは、一つのモノになれないのです。もう一つのモノと相対させて、はじめて一つのモノは一つのモノになれるのです。だから宇宙は、もう一つのモノ(相対宇宙)を創って、一つのモノの存在を明らかにしているのです。

 大だけでは大はないのです。小だけでは小はないのです。大は小と相対させて大になり、小は大と相対させて小になるのです。だから宇宙は、大を持ってきて小を明らかにし、小を持ってきて大を明らかにしているのです。宇宙には、もともと大小などないのです。あるのは、たった一つのモノだけです。その一つのモノを大にしたのは、小を持ってきたからです。小にしたのは、大を持ってきたからです。要するに相対させたから大小が生まれただけで、大小が別々にあったわけではないのです。大も小も一つの同じモノなのです。これを神と人間に当てはめてみると、神と人間の関係がはっきり解ると思います。

 宇宙にもともと大小がなかったように、もともと神も人間もなかったのです。そこには、たった一つのモノがあっただけです。そのたった一つのモノを神と呼んでいるだけです。しかし、たった一つのモノだけでは、一つのモノの存在はあり得ないので、宇宙はもう一つのモノを持ってきたのです。それが人間です。ですから、初めから神があったわけでもなく、初めから人間があったわけでもないのです。違うモノを相対させたから、神が生まれ人間が生まれただけです。神だけでは神になり得ないのです。人間だけでは人間になり得ないのです。神と人間を相対させて、はじめて神は神となり、人間は人間となったのです。もし神だけなら、神とは思わないでしょう。もし人間だけなら、人間と思わないでしょう。神と人間を相対させて、はじめて神であった、人間であった、と解るのです。白板の上に白墨で絵を書いても分からないように、神の上に神を描いても分からないのです。だから分かるように、宇宙は人間を持ってきたのです。大が大であるためには、小を持ってこなくてはならないのです。小が小であるためには、大を持ってこななくてはならないのです。その大を神と呼び、その小を人間と呼んでいるだけです。だからといって、大が小より優れているわけではないし、劣っているわけでもないのです。なぜなら、大がなければ小はないし、小がなければ大はないからです。だから私は、大と小は同等の価値があるというのです。つまり、神と人間は同等の価値があるというのです。神が存在しなければ、人間は存在しないのです。人間が存在しなければ、神は存在しないのです。

繰り返します。

 宇宙には、もともと神も人間もいなかったのです。たった一つの存在者がいただけです。小を持ってきたから大になったように、人間を持ってきたから神になっただけです。神だけなら神はないのです。甘いものだけなら甘いものはないのです。一つのモノだけなら、一つのモノはないのです。このことを、しっかり理解して欲しいと思います。

2015年2月15日更新

 

 

 

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